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妊婦さんの
ブライダルエステの効果

妊婦さんとブライダルエステ

近年は、挙式するカップルの4分の1がいわゆる「授かり婚」であるように、結婚と妊娠を二つの慶び事として祝福するケースは珍しくなくなりました。
妊娠中の健康管理は注意すべきことがたくさんありますが、晴れて花嫁となるからには、一番美しく輝く姿を披露したいものです。
一般に、妊婦さんを対象とした「マタニティエステ」は、妊娠週数を重ねることで増える身体への負担を軽減するためのメニューで、リラクゼーションやむくみの改善などに一定の効果があると言われています。
しかし、妊娠初期である11週目を過ぎて安定期に入るまでは、エステティックはもちろん、ヨガや水泳などの運動は、医学的な見地からは避けるべきです。
安定期に入る以前は流産の確率が非常に高いことが知られています。
この時期の流産は、受精卵の異常などが原因であることがほとんどで、エステティックの施術そのものが引き金になるとは考えにくいものですが、万が一のケースを考え、安定期前の施術はあえてお勧めしないというサロンがほとんどです。
妊婦さんとブライダルエステ

胎教にも効果大のブライダルエステ

妊娠11週目以降の安定期に入り、妊婦向けのヨガやスイミングなどができる頃になったら、ブライダルエステの施術も比較的安心して受けられるようになります。
但し、キャビテーションやRF(ラジオ波)などのマシンを使った施術や、陣痛を促進する効果のある成分を含むアロマ精油の使用は厳禁です。
また、妊婦さんはニオイに敏感になったり、長時間同じ姿勢でいると気分が悪くなったりすることがしばしばあるため、あくまでも体調を第一に無理のないブライダルエステのプランを組むことが前提となります。
妊婦さんがブライダルエステを受ける際は、変化しやすい体調や肌の状態を見ながら、妊娠周期に合わせてデリケートな施術を行うサロンを選ぶことが大切です。
妊婦さんへのブライダルエステでは、お腹に負担をかけずに行う、ていねいなフェイシャルやデコルテのケアが中心になります。
不安の多い日々を送る妊婦さんが、心からリラックスできる時間を持つことは、胎教の面からも良い影響をもたらすものです。
さらに、妊婦さんの希望や必要に応じてオリジナルのブライダルエステメニューが作れるサロンでは、気になる部分をフォローしながら全身を磨き上げることもできます。
晴れのその日は、誰より輝く花嫁となって、小さな命と一緒に大きな喜びを抱きしめてください。
胎教にも効果大のブライダルエステ